トピックス
普段の活動から
2024-08-08
[en]も今年で5周年を迎え、日々の活動の流れも根付いてきています。
そんな活動のひとつに、午後2時頃から始まる活動があります。
作業ではなく利用者さんが楽しめる時間を作り、マンネリ化しないようスタッフは内容を工夫しています。
今回は、そんな活動の中から「読み語り」と「ミュージケーション」をご紹介します。
「読み語り」は、利用者さんと図書館へ行き、本や紙芝居を借りてきます。読み語りを始めた頃は、スタッフが読んで利用者さんに聞いてもらうスタイルだったのですが、いつの間にか「私も読んでみたい!!」と手を上げる利用者さんたちが増えてきて、今では色んな方が読んでくれるようになっています。
言葉をうまく発せない方でも、一生懸命に読んでくれるので、皆さん真剣に聞いています。また主人公になりきって読んでくれたり、職員と漫才みたいに掛け合いしながら読んでくれたりと読み手も聞き手も楽しく和やかな時間となっています。
もう一つの人気の活動が「ミュージケーション」です。「ミュージケーション」って?と思われますよね。これは、「ミュージック」と「コミュニケーション」を合わせた造語で、音楽に関することでコミュニケーションを取れれば何でもオッケーの時間です。
楽器を鳴らしてみる、歌ってみる、踊ってみるなど…。
その中のひとつに「手話うた」の時間があります。YouTubeを見よう見まねで始めたのですが、ハマった方はしっかり覚えて歌っています。また「ダンス」の時間は普段控え目な方が、リズムに乗って踊りだしたり、リクエスト曲を伝えてくれたり、利用者さんの意外な一面が見られる時間となっています。
今ハマりつつある「合唱をしてみる」の日には、曲を絞り今年度中にみんなでひとつの作品として歌い上げることを目標にと練習中です。
[en]の活動を通して利用者さんの笑顔が増えますように…
鎌倉 由美子