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わかば共同作業所

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救命救急講習

2023-07-27
7月11日、南消防署の方に来ていただき、救命救急講習を行いました。
 
初めに基礎知識として、心臓と呼吸が止まってから時間の経過とともに、救命の可能性は急激に低下しても、適切な心肺蘇生やAEDなどの応急手当を行えば、救命の可能性はおよそ2倍になると言ったお話がありました。
新居浜市で心肺停止により救急車が出動して救命措置を行った結果、助かった命はわずか数パーセントだったそうです。いかに救急車が到着するまでに迅速な救命活動が重要かということを再確認することができました。
 
実技講習では「事業所で突然人が倒れた」という設定で3班に分かれて行いました。
頭の中ではわかっているつもりでも、実際にやってみると、意識や呼吸の確認は適切に行えているか、応援や助けを求められたか等、課題・反省点が多く見つかったように思います。実技講習後、消防の方から課題点等をわかりやすく説明していただきました。
 
・最初に傷病者の反応(意識)を確認、大声で叫び応援を呼ぶ
・119番通報およびAEDを現場に届けてもらうよう協力を求める
・呼吸を確認し呼吸がない場合、また呼吸が疑わしい時も胸骨圧迫を開始する
(AED、救急車が到着するまで胸骨圧迫を継続)
 
最後の質疑応答では職員からの「救急車を呼ぶ判断に迷った時は?」という質問に、愛媛県ではR5年7月1日から救急電話相談#7119の運用が開始され、判断に迷った際に、電話で「24時間いつでも」「無料」で相談できる窓口があるので利用してください、との回答をいただきました。知らなかったので、知れる機会になって良かったです。
 
消防署の皆様、お忙しいところ救命救急講習ありがとうございました。
 (近藤)
 
 
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