令和6年10月25日（金）の「ほんしつとエピソード」は、就労継続支援B型事業所パンダの木の石丸三由記さんが「幸せになれるコーヒー　福祉の本質とエピソード」というお話をしてくださいました。

ご自身の生い立ち、看護師時代に感じたこと、障害者とはどんな人のことなのか、出会いのエピソード、事業所の立ち上げ、基礎となる理念、大事にしていることなどについてお話くださいました。

また、人の顔がわかりづらいということを、芸能人の顔や動物、物などの画像で対比して、伝えて頂いたり、幸せになるコーヒーの伝説の読み聞かせなどで、楽しくお話を伺うことができました。

障害のある人も、相手に上手に伝えることはできなくても心の中に家族への思いや愛情を持っているのだというお兄さんとのエピソードを、南こうせつの「妹」という歌に重ねて話してくださり、思わず目頭が熱くなりました。

普通の暮らしについて考え、愛のある笑顔（「あ」「い」と口を縦と横に大きく開けると自然に笑顔になります）で、おいしいコーヒーの香りに包まれ、音楽を味わい、豊かなエピソードから考えさせられるお話をお聞きできて、幸せな時間を過ごすことができました。

（研修センター　木村）