先日、エールが主催する「令和6年度第2回関係機関連絡会」を西条市福祉センターにて開催しました。

会議では、愛媛労働局及びハローワーク各担当者より県下の障がい者就労について、「段階的引き上げがなされている雇用率については企業の義務として取り組んで頂くことが必須であると同時に、求職者が定着できる就労に結び付くよう窓口での対応がより重要になってくる」等今後の課題に向けた話がありました。当事業としても「本人からの聞き取りを実施し、関係機関が連携を図ることで求職者と企業とのマッチングを見極め短期離職を軽減していくことが必要」等現状課題について報告をしました。

また、当日はエール登録者の保護者、行本里香氏を講師にお招きし「僕は僕のままで僕らしく生きたい」と題し、令和５年４月より県内の小学校に勤務されているご子息について、自閉症と向き合いながら共に歩まれてきた家族としての想いについて講演をして頂きました。

「ありがとう」、「うれしい」の言葉をたくさん掛けてもらえる人になって欲しいと全力でサポートされてきたご家族のエピソードを聞きながら、「就労」へのバトンを受け継ぐ支援者として、自分達に求められることは何かを考える貴重な時間となりました。

（就業・生活支援センターエール　大角）