わかば会研修センター

   
■法人内研修 
わかば会の職員に出会えて良かったと思ってもらえるような人材の育成を目指した法人内の研修を実施していきます。
 
■地域における研修の開催 
この地域で暮らせて良かったと思えるような地域作りを目指した研修会等を開催していきます。
 
■講師派遣 
講演のテーマは、障がい者の支援に関する内容、社会人としてのキャリア形成に関する内容等です。 
 
〒792‐0050 
新居浜市萩生1834‐1 
TEL 0897‐41‐6361
〔くすのき園内〕
 
 
 

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おすすめの書籍「ものは言いよう」~ヨシタケシンスケ著
2021-09-01
8月20日から9月12日まで、愛媛県内においてまん延防止等重点措置が適用されることになりました。
今まで同様に手洗い、消毒、検温、マスク着用を徹底していきたいと思っています。
コロナ渦での生活も2年目に入りましたね。
賑やかだった蝉の声からコロコロと虫の声に変化している今日この頃。生活リズムや私たちを取り巻く環境も変わって、会いたい人にも会えない、今までのような活動が出来ない・・・。
そんな毎日でも季節だけは春夏秋冬巡って行くんですね。
 
今回、私が紹介するのは 人気絵本作家ヨシタケシンスケさんの
 
「ものは言いよう」。
 
ヨシタケさんが自身を言葉とイラストで解説していくヨシタケシンスケ取扱説明書?解体新書?的な本です。
 
とにかく字が小さい!!
イラストも小さい!
原寸大のイラストは更にちっこい!!
老眼の私にはものすごく辛い修行のような読書になりました。
(あまりにも眼が辛く裸眼でガン見しましたが・・)
 
ヨシタケさんの過去の作品や考えていることが伝わってくる盛りだくさんの一冊になっています。
「自由に作品作っていいよ」
と編集者から言われると窮してしまうとか、色を塗るのは苦手・・・とか読んでいて思わず
「ほんまかいっ?!」
と心の中でツッコミを入れて
しまいつつ何かホッとしてしまう私です。苦手なことを意識して得意な人に任せてしまうのも一つの考え方だよなあと思います。
創作は自分の力だけでやらなければならない!
なんてことはない。
良い出会いに恵まれるためにも続けていくことと人に見せていく事は大切なんだよとヨシタケさんは話しています。
 
この本の中には私の好きなヨシタケさんの絵本が何冊か紹介されています。
私のヨシタケさん絵本入門のきっかけになった
「もうぬげない」
これは7年ほど前に本屋さんで立ち読みして一人で笑ってしまい即買いでした。
( )の中は私の気持ちです。
内容は「ぼく」がお風呂に入りなさいってお母さんに言われてお着替えしていて首からお洋服が抜けなくなってしまいます。ずっとこのままだったらどうしよう!!・・・
でも、意外と生きていけるかも?!(そう・・・そうかもね!)
服が脱げなくたって偉くなった人はいるさ!(いるのかな?)
「ぼく」みたいな子は他にもいるかもしれない!(そうだね)
 
きっと仲良くなれると思うよ!と妄想が始まります。見つけたお友達と脱げないまま一緒に草の上をゴロゴロしたり、虫採りしたり、力強く崖の上でライオンキングのシンバみたいなポーズをとったり。
 
何かわかるわ~と共感する部分も多く、大人も楽しめる絵本だなと思います。
いかがですか?興味のある方、いつでもお貸しします。
一緒にヨシタケワールドの沼にハマりましょう!!
(研修センター 佐々木 美紀)
 
おすすめの書籍 「変身」 フランツ・カフカ著
2021-08-05
あらすじ
グレゴール・ザムザは朝起きると自分が大きな虫に変身していることに気付く。
そして周りの人々を困惑させたり、冷遇されたりする不条理小説。
 
 
多様性
東京オリンピック2020のテーマは「多様性」だそうです。
障がい者福祉も、社会が人の多様性を認めようとする試みの一つだと思います。
僕が多様性という言葉を聞くと思い浮かべるのがこの変身という小説です。
学生の頃初めてこの小説を読んだ時、単純でつまらない小説だと思いました。
今の仕事をしている中で、障がい者福祉に通じる何かがこの小説中にあると感じ、再読したところ心に深く突き刺さりました。
 
僕が思うこの小説のテーマは
「人間は自分自身で自分を選んで生まれてくるわけではない」ということです
人間は、身体、性別、環境等、ゲームのアバターのように自分自身で自分を選んで生まれてくるわけではありません。たまたまそうであるだけです。そして自分と同じ人間はどこにもいません。すなわち人生とは基本的に誰にとっても孤独で不条理なものなのではないでしょうか。だからこそ、そんな自分というものを拒絶された時は傷つくし、自分がこの世界に受入れられたと感じることができれば、喜びを感じることができます。
多様性を認めるようという価値観の根底には、人間が共通で抱える人生の不条理さに対する抵抗があると思います。
そして障がい者福祉とは、その人そのものと正面から向き合い、認め、孤独に寄り添うことのできる意義深い仕事だとこの小説を読むたび、決意を新たにします。
 
多様性を認めるということはたくさんの「自分」を認めるということだと思います。
インターネットが普及し、簡単に自分を表現して社会に発信できる世の中です。
ネットを通じて他者と繋がって自分を誰かに受け入れてもらうとはいい事ではあると思いますが、逆に自己表現が苦手な利用者が、自分を内側に抱えて静かに生きているのを見て、人間としての凄みを感じることがあります。
自分を外に表現して受け入れてもらうことだけが全てではなく、自分の殻をしっかり持って、自分の心の声に耳をすませて歩いていこうと思います。
(研修センター 渡部 和長)
 
 
 
久しぶりの集合研修は〔後悔のしない怒り方〕について
2021-07-01
6月25日に“まなのき”の石井真奈先生(アンガーマネジメントトレーニングプロフェッショナル)にお越し頂き法人内の職員研修としてアンガーマネジメント継続研修の第1回目を実施しました。
コロナの影響で研修センターとしての集合研修は約1年3カ月ぶりの開催となりましたが、人が集まって学ぶことは、楽しくてありがたいなって心から思える内容の2時間でした。
 
『私たちを怒らせるものの正体は自分の外側ではなく内側にあり、◯◯はこうあるべき(はず)だという⦅理想⦆と⦅現実⦆のギャップ』だということを講義や演習を通して学ばせて頂きました。
 
あと2回、石井先生と一緒に同じメンバーで集まって学べることが今から楽しみです。
(研修センター 井川)
 
 
 
 
 
書籍紹介
2021-06-30
『先生、巨大コウモリが廊下を飛んでいます!』
『先生、シマリスがヘビの頭をかじっています!』
 小林朋道 著 築地書館
 
 今回もかつて本屋に勤めていた身内に勧められて何となく読み始め、気づけば読破していた本を2冊ご紹介します。
 
 タイトルを見るとなんだか気味悪くグロテスクな印象がありますが、その中身は著者である鳥取環境大学の一室に「要塞」を構える「狩猟採集人」な大学教授がコメディータッチに描いた、大学やその周辺でまき起こっているフィクションなしの日常です。
 
 著者が専門としているのは動物行動学。小さい頃からの動物好きが、そのまま青年になり、そのまま専門・高等教育で学び、そのまま博士号をとり大学教授にまでなってしまったような人です。また文章から推するに我が道を行くスタイルであられるようで、そのようなコアな人物が教鞭をとっているのですから、同じ方向性の人たちからすれば、その学び、その環境、その存在がおもしろくないはずがありません。読みふけながら、ここで学ぶ学生達はさぞ濃密な4年間(もしくはそれ以上)なんだろうな、と羨ましがる自分がいました。
 
 さて、春夏の風物詩のひとつ、つばめが近年の里山の宅地化等の影響で数を減らしているそうです。古くから里山の自然の中で生きてきた、人と自然の共存を象徴する野鳥ですが、今年も自然あふれるわかば共同作業所には子育てのために里帰りしてくるつばめがたくさんいました。彼らの行動は、人間からすれば毎年巣がえりしてくる愛くるしい微笑ましい存在ですが、おそらくつばめ達にしてみれば、生存競争を生きぬき、子々孫々の繫栄を実現するという生物の根源的な欲求行動を本能的に行っているにすぎないのでしょう。翻って我々人間もそういう視点で見れば同じような行動を無意識に本能的にしている動物なのかもしれません。この本を読むと、我々「ヒト」も自然の中のほんの一部、地球上に生存する多く動物の中のただの一種類。そしてそんな「ヒト」とその他の動植物との共存はいかにあるべきか、という深いテーマも考えさせてくれます。
 
 長くなりましたが、そんなことやあんなことをコミカルに、いろいろな動物の生態や行動を通して考えさせてくれるおもしろい本です。ご一読を。
 
(研修センター 大江真輔)
 
研修センター所長のおすすめ~その5
2021-05-30
『 友だち幻想 人と人との<つながり>を考える 』 菅野仁 ちくまプリマ―新書
 
「友だちは何よりも大切。でも、なぜこんなに友だちとの関係で傷つき、悩むのだろう。人と人との距離感覚をみがいて、上手に<つながり>を築いていけるようになるための本。」:カバー帯文書より
 
愛媛県内でのコロナ第4波は少しずつおさまってはきていますが、人の生活を支えるという仕事をしている立場として、まだまだ緊張感を継続させていかないといけません。
 
今日はお勧めの本『 友だち幻想 人と人との<つながり>を考える 』について紹介します
 
半年ほど前に読んで感銘を受けたので、まとめて購入して読書好きな友人にはお勧めしていました。
6月以降で「福祉の仕事」や「障がいについて」学生や子供たちに対して、お話しをする機会を頂いたので、今その資料作りをしています。
そして、社会人(大人)になる前の学生やこどもたちに向けた話の中でこの本の中に書かれていることを引用させてもらおうと思っています。その理由は障がいについて考える時も、福祉について考える時も、仕事や社会人について考える時も、そのベースは「人と人」というところにあるからです。
 
この本は社会学に関する本ですが、この本の中では
・自分が出来ることには限界がある → 他人への嫉妬にとらわれ過ぎない
・人とのつながりにも限界がある  → 上手くやりすごす
という当たり前のこととその対処法がわかりやすく書かれています。
そして「みんな仲良く・人にはみんな無限の可能性がある・夢は必ずかなう・人とのきずなを大切にしよう・みんなで協力して物事を成し遂げよう」という学校や家庭や社会で当たり前に大人が子供に教えていることが幻想であるということを教えてくれます。
というと、非常にネガティブな内容と思われるかもしれませんが、決してそうではありません。
ネガティブなもの(現実)を受け入れてポジティブ(前向き)に生きていきましょうという内容です。
 
大人になっていく子供たちに、子育てをしている大人に、人間関係に悩んでいる大人に、あらゆる人にお勧めしたい本です。そして、私自身もこのようなことに関してくよくよと悩む子ども(若者)だったので、かつての自分にも読んでもらいたいし、これからも人間関係で悩んだ時には何度も読み返したいと思える本です。
 
(研修センター:井川 卓)
 
 
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