毎年、わかば会の各事業所に県内外の学校から実習生がやってきます。
今回、わかば共同作業所に来ていただいた実習生。
毎朝、寒い中を自転車で通ってきて、利用者が来る前に事業所の玄関等の掃き掃除等をしてくれていました。
時間の経過は早いもので、あっという間に実習最終日。
わかば共同作業所では、実習生の送別会が行われていました。
送別会の様子を覗きに行った時、実習生から利用者、職員にサプライズなプレゼントが渡されていました。
それは・・・
ひとつひとつ手づくりされたサンタクロースの紙飾り。
ひとつひとつ色や表情が違っていて、
ひとつひとつが丁寧にラッピングされ、
thank youと書かれたシールとともに、
全てのサンタクロースから実習生の温かい想いを感じとれます。
実習中は、心身ともに緊張し毎日が本当に疲れたと思います。
そのような中、実習から帰宅してこのような素晴らしいプレゼントを作成してくれていた実習生。
実習生からプレゼントを配布する時、受け取った利用者と送り出される実習生の笑顔。
この光景に感動を覚え、また実習生が教えてくれたフレッシュな感覚をあらためて感じ、僕も実習生から手づくりのサンタをひとつもらいました。
実習生からもらったサンタクロースの紙飾り、思い思いの表情で各家庭にほっこりとした笑顔を産みだしてくれることでしょう。
送別会において実習生から利用者さんや職員に感謝の言葉を述べていましたが、実習中において何事にも真剣に望む姿等、
「学ばせていただいてありがとうございました!」
と、お礼を申し上げなければならないのは、
僕を含め現場の職員なのかもしれないと思いました。
(白木)