「おこだでませんように」
くすのき しげのり(作)・石井 聖(絵)
秋深まり、気が付けば今年もあと1か月余りで終わるではありませんか!!
今年4月から[en]へと異動となり新しい環境に少し慣れてきたかな?
と思いつつ、若い職員さん達に必死に付いていっている日々です。
支援はもちろんですが、利用者さん達にどうやったら楽しんでいただけるか?試行錯誤しながらの毎日。
とにかくおしゃべり大好きな[en]の職員さん達。
さすがの私も圧倒されていますが、にぎやかな日常会話の中で支援に生かせるヒントがたくさん出てきます。
子育て真っ最中の職員さん(鎌倉省く)。ママさんだけでなく、仕事ではクールなイクメン二人もご家庭では素敵なパパさんです。
プライベートでも忙しい皆さんですが、趣味の時間は映画やドラマを見たり、読み聞かせの絵本をYouTubeで聞いたりと・・・
このご時世すべてネットで出来てしまうということを教えてもらい年の差を感じています。
そんな中、イクメン男子より(安藤さんありがとう!)子育てでも支援をしていく中でも通じるものがあるんじゃないですか?
と絵本を貸してくれました
それが今回おすすめの絵本
「おこだでませんように」
です。
[en]に来てすぐの頃、一度利用者さんと一緒に読んで、読み終わり一呼吸おいたところで「泣きそうになったわ。」と声を合わせたのを思い出しました。
再び読み涙、何度も読みまた涙。子供の頃から不器用な自分と、我が子の子育て時代と、利用者さんとのコミュニケーションや支援の中と、重なるところばかりが頭の中を巡ります。目に見えない大切なことを見落としていないか、目の前のことで判断するのではなく見えていないところに気づけているか、この絵本を通して改めて考えることができたのでした。
小難しいことを考えながら読まなくても、絵を見るだけでもすーっと世界に飛び込めてほっこり出来るのが絵本の醍醐味。
気軽に読めて忙しい皆さんにお勧めの一冊です。
前回のおススメに引き続きまた若い職員さん達に教えていただきました。また違う世界が見えてきて少しは若返ったかな?(笑)
(研修センター 鎌倉 由美子)