わかば会研修センター

   
わかば会研修センターではわかば会利用者の成長、主体的で自立した職員の育成、多様な人たちが支え合いともに成長できる地域づくりの3つを目指して、交流や体験を通した学びの場を創造していきます。
 
〒792‐0032 
新居浜市政枝町2-6-42 
TEL 0897‐32‐5630
(障がい者就業・生活支援センター エール内)
 
 
 

研修予定

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第4回実践報告会の表彰式
2022-05-15
3月に実施した第4回わかば会実践報告会の最優秀賞が、
わかば共同作業所所属の永易香奈さんと宗次惠子さんによる発表、
『ベーグルと利用者の魅力』
に決定しました。
 
発表を聞いた人たちの感想として、
「一度食べて、また買ってみようと思う気持ちにさせてくれたベーグルが、利用者一人一人の個性を最大限にいかして作られていることがよくわかった。」
「話すスピード、話し方、資料がとても見やすくとても理解しやすかった。実際に行っている作業や対応の方法も分かりやすかった。ご利用者の特性や支援方法は動画を使用しており、ベーグルを作る中で必要なことや気を付けていることも分かりやすかった。」
等がありました。
 
受賞した二人からのコメントです。
「利用者さんと一から頑張ったベーグル作業をみなさんに知ってもらう機会を頂き、ありがとうございました(永易)」
「立派な賞を頂きありがとうございました。ステキな魅力を持った利用者さん達とベーグル作業をこれからも楽しんで取り組んでいきます(宗次)」
 
写真は生地作り作りと出来上がったベーグル、そして表彰式の様子です。
(研修センター:井川)
 
 
 
清水基金国内研修を受講して
2022-03-16
2月24日,25日に社会福祉法人清水基金の国内研修を受講させていただきました。
これは障がい理解、権利擁護などを学んで現場での支援力向上を目指すことを目的とした研修で、障がい福祉サービス等に従事する中堅職員(概ね40歳程度の年齢制限があり、わたしはギリギリセーフでした☺)を対象としており、全国各地から多数の希望者がオンラインで受講しました。
とても充実した内容の2日間でありましたが、そのなかから個別支援計画について少しご紹介いたします。
 
わたしたちは普段利用者の皆さんの支援に当たる際に、「個別支援計画書」を作成します。個別支援計画とは、『ひとりひとりの特性や置かれている環境等の評価を通じて利用者の希望する生活や課題等を把握し、利用者が自立した日常生活を営むことができるように適切な支援内容の検討すること』ですが、これがとっても難しく、いつも悩み、迷い、気づいたら、あの利用者さんの計画もこの利用者さんの計画も同じようなものになってしまった…とやり直しをすることも多いのです。
 
みなさんがもし個別支援計画を立ててもらうことがあるとすれば、どういう計画がいいですか?
私は動物が大好きで、犬(柴犬)と生涯過ごしたいと思っています。また、あまり身体によくないとわかっていてもやっぱり好きなものを好きなように食べたいです。
できないことや、一般的には大切かもしれないけれど私が望んでいないことに焦点を当てるのではなく、できることや得意なこと、自分の願いを知ってもらって、計画を立ててほしいなと思います。みなさんも同じではないでしょうか。
 
今回の研修では、2日間を通して、改めてこの計画や計画を作成する過程がご本人にとって非常に大切なものであることに気づかされました。支援者という立場では、できないことや困っていることを解決することに意識が傾きがちですが、支援者みんなで本人の好きなことや強みについて情報共有して、より豊かな瞬間をひとつひとつ積み重ねられるような計画づくり、講師の先生のお言葉をお借りすれば「ワクワクする」具体的な計画づくりを目指していかなければならないと思います。もし私の個別支援計画を作ってもらったときに「犬と一緒」というキーワードがあれば、心からワクワクするし、「健康のために好きな食べ物を我慢しましょう」と書かれていると、心からがっかりするでしょう。また「犬と一緒」だけでなく、「柴犬と一緒」と具体的であれば、ワクワク感はもっと増すし、支援者への信頼度も上がると思います。
コロナ禍で生活様式も一変したくすのき園ですが、利用者の皆さんは明るく前向きで、職員の方が励まされることもたくさんあります。ぜひワクワクする個別支援計画をたくさん作って、共に楽しみ、共に苦労し、共に行動していきたいと思っています。
 
その他、事業所の運営や就労支援、地域のネットワーク作りなど幅広い内容の研修を受け、ありがたい学びの時間となりました。チームで共有し、くすのき園、わかば会の利用者の皆さんに還元していきます。
 
(くすき園:石井 有希子)
 
 
 
 
おすすめ映画のご紹介
2021-12-21
映画 『レインマン』 1988年
主演 ダスティン・ホフマン トム・クルーズ
監督 バリー・レビンソン
 
(映画ストーリー)
絶縁状態の父が他界し遺産を受け取りに行ったチャーリー(トム・クルーズ)は、父の遺産が他者に渡ると憤慨する。自分には年の離れた兄レイモンド(ダスティン・ホフマン)がいると知る。レイモンドは自閉症で精神病院にいた。
遺産を半分ほしいチャーリーは、レイモンドを連れだして管財人と交渉しようとする。その道中で兄との絆を深めたチャーリーは、遺産よりも兄と暮らしたいと思うようになるが現実は厳しい。兄は病院へ戻ることが決まるがチャーリーは兄と親交を続けてけるつもりでいる。
 
この映画は、自由奔放な青年チャーリーとサヴァン症候群の兄レイモンドとの出会いと兄弟愛、そして人間としての変化を描いたヒューマンドラマです。
私がサヴァン症候群を知るきっかけとなったのが兄レイモンドのモデルとなったキム・ピークです。先天性脳障害による発育障害があり生活面においては父の介護が必要だったそうですが、彼には驚異的な記憶能力があり、頭の中には9000冊もの本をすべて暗記し(一語一句間違えず)その情報をインターネットの検索エンジン並みの速さで引き出せ、友人たちは彼のことを「キムピューター」と呼んでいたそうです。
サヴァン症候群を知れば知るほど「凄いっ!」です。
映画のワンシーンで爪楊枝が床に………
気になる方は、映画をご覧ください。
(研修センター 近藤)

 
 
アンガーマネジメント継続研修を終えて
2021-11-28
「怒り」の正体が私達の中にある何なのかを探りながら学び振り返り進んだ3回継続研修・・・。
6月25日、第一回目をスタートし順調に進むかと思われたこの夏、
コロナ第5波に見舞われ研修は延期、ようやく3回目を迎えたのが11月19日でした。
 
最終回では初回受講前に受けた怒りのタイプ診断が配られ、会場のあちこちで
「当たってる~」
等の声が上がり和やかな雰囲気に包まれました。
 
「怒りは決して悪い事ではなく 上手くコントロールすること」
これがアンガーマネジメントです。
私達は様々な状況の中で日々過ごし、多様な感情と向き合う機会がありますが、一人一人が少しだけ意識し感情に責任を持つことで、相手も自分もお互い(心を)傷つけることを避けられるのではないかと思います。
 
今回の研修テーマにある、
「働きやすい快適な職場環境」
は与えられるものではなく、私達一人一人が課題に丁寧に向合い解決しながら作りあげていく環境なのかと思います。
その為にも後悔しない怒り方を身に付け職員同士が正しいコミュニケーションを図れるよう今後に活かしていきたいです。
 
最後に講師の石井先生の言葉をお借りして、
「アンガーマネジメントが職員全員の共通言語になりますように・・・」
 
(くすのき園 大角尚江)
 
 
 
 
 
「おこだでませんように」
2021-11-10
「おこだでませんように」
くすのき しげのり(作)・石井 聖(絵)
 
秋深まり、気が付けば今年もあと1か月余りで終わるではありませんか!!
今年4月から[en]へと異動となり新しい環境に少し慣れてきたかな?
と思いつつ、若い職員さん達に必死に付いていっている日々です。
 
支援はもちろんですが、利用者さん達にどうやったら楽しんでいただけるか?試行錯誤しながらの毎日。
とにかくおしゃべり大好きな[en]の職員さん達。
さすがの私も圧倒されていますが、にぎやかな日常会話の中で支援に生かせるヒントがたくさん出てきます。
 
子育て真っ最中の職員さん(鎌倉省く)。ママさんだけでなく、仕事ではクールなイクメン二人もご家庭では素敵なパパさんです。
プライベートでも忙しい皆さんですが、趣味の時間は映画やドラマを見たり、読み聞かせの絵本をYouTubeで聞いたりと・・・
このご時世すべてネットで出来てしまうということを教えてもらい年の差を感じています。
そんな中、イクメン男子より(安藤さんありがとう!)子育てでも支援をしていく中でも通じるものがあるんじゃないですか?
と絵本を貸してくれました
 
それが今回おすすめの絵本
「おこだでませんように」
です。
 
[en]に来てすぐの頃、一度利用者さんと一緒に読んで、読み終わり一呼吸おいたところで「泣きそうになったわ。」と声を合わせたのを思い出しました。
再び読み涙、何度も読みまた涙。子供の頃から不器用な自分と、我が子の子育て時代と、利用者さんとのコミュニケーションや支援の中と、重なるところばかりが頭の中を巡ります。目に見えない大切なことを見落としていないか、目の前のことで判断するのではなく見えていないところに気づけているか、この絵本を通して改めて考えることができたのでした。
小難しいことを考えながら読まなくても、絵を見るだけでもすーっと世界に飛び込めてほっこり出来るのが絵本の醍醐味。
気軽に読めて忙しい皆さんにお勧めの一冊です。
前回のおススメに引き続きまた若い職員さん達に教えていただきました。また違う世界が見えてきて少しは若返ったかな?(笑)
 
(研修センター 鎌倉 由美子)
 
 
 
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