こんにちは!
今回は、数ある班の一つ「あすなろ班」が、作業棟のお引越しをしたので、紹介していきたいと思います。
※あすなろ班とは
「それぞれが課題や製作、製品作りに取り組んでいます。やりたいことも、嫌なこともしっかり行動で示してくれます。ここにははっきりした「意思表示」の姿があります(^▽^)/」
(2020年11月9日くすのき園HP記事より)
・今回作業棟のお引越しをどうしてなさったのですか?
以前活動していた作業棟の方が、老朽化、虫の大量発生等問題が起きました。そのためくすのき園内のお部屋を使って活動していました。
園内での活動では、作業棟と違って、活動の途中で場所を離れてしまう利用者も多かったです。
新作業棟の完成は、「生活と活動空間を分けられメリハリのある生活が提供」できるのではとの意見もありました。
・引っ越して最初の活動の様子は?
綺麗になった部屋をみて馴染む利用者、
「ここはどこ?」とソワソワする利用者、
色んな反応を示す利用者がいたことを記憶しています!
しかし、
一人ひとり新しい場所への興味があり、今でも見回って確認される方もいらっしゃいます。
新鮮な気分もあり、また以前と比べて時間いっぱい活動を行えているような気がしました。
・現在苦労するところ・課題
段々と、環境に慣れてきました。
今のところ支援員が、うまく対応やフォローをしています。
「今以上に集中して活動できる環境」
にするために日々意見を交換しています。
(パーテンションの設置等)
同時に課題として作業棟が今までより少し遠くなった事、
屋外、暑い・寒い・晴れの・雨・雪・・・
気候に合わせて転倒しないよう、体調を崩さないようにすることも課題です。
これから作業棟へ移行していく利用者もいるので、その対応も一緒に考えていきたいです。
みなさんが思い浮かべるこれからの展望はありますか?
あすなろ班の新たな活動場所として、スタートしました。
班のメンバーの為に活用していく事はもちろんのこと、幅広い場面でこの場所を使って行けたらと思います。
例えば、コロナ等でクラスターが起きた時の避難場所、余暇活動の場所といったところです。
茶話会会場,誕生会の会場でもいいでしょう!
「どんなときでもみんなが使える作業棟」
を目指して活動していきたいです!
今ある生活がよりよいものになるように・・・
まさにわかば会の理念
「利用者が主人公~一人ひとりの豊かな人生を目指して~」
の実現にむけての第一歩・・
またあすなろ班だけでなくいろんなくすのき園の姿を提供できればと思います。
今回の記事はここまでです。最後まで見ていただきありがとうございました。
(藤田:取材協力 あすなろ班のみなさん)
写真は
課題を一生懸命している利用者さん
カメラマンをじっと見てくれた利用者さん
それぞれの様子が垣間見える作業棟の様子