2020年、年の瀬ですね。
くすのき園も無事仕事納めです。
今年一年を皆さんはどう捉え、表現をするでしょうか???
「コロナ」
という強大な敵をまえに、あらゆるものが変化を余儀なくされ、あらゆる考え方が変化を迫られることもあるのではないでしょうか。
実際、くすのき園も、制限をされることが多くあり、目にはみえない、大きな生きづらさ、ストレスを抱えていた事でしょう。ほんとうにつらい事が多くあったと答える人も多いでしょう。
しかしながら、私はそれ以上に新たなチャレンジや、取り組み、表現の方法が次々と現れた年ではなかったかと思います。
忘年会を例に少し紹介すると・・・
例年は大きな会場を借り切っての大規模な忘年会!
今年は、感染症対策の為にも実現は不可能かと思いました。しかし、知恵を出し合い、小規模で開催することが出来ました。
職員・利用者
【一丸】
となって、会場の飾りつけを行い、素敵な会場づくりが実現しました。
また、今回の忘年会ではいつもあまり目にすることない料理を取り揃えた忘年会特別メニューを提供する事ができました。
とくに
「大きなチキン」
はかぶりつくのも大変!!!
で一生懸命になって食べる事ができました。
余韻からか、終わっても骨を離さない利用者が居る程でした。
美味しい食事を提供できて本当良かったです(笑)
これもまた今年ならではないでしょうか?!
余興においては利用者を巻き込んで各班趣向を凝らしたプログラムが用意されました。
そのなかでも、はばたき班は
「ハンドベル」
を披露しました。
これは先日の文化発表会で初披露したものです。
コロナ禍ではばたき班も作業内容が大きく変わる部分がありました。
そんな中での新たなチャレンジとしてハンドベルに取り組みました。初めて演奏する人ばかりで最初は、不安が大きく、練習への参加すら難しい時もありましたが、
「やればできる」
を合言葉に当日成功させることが出来ました。
そして、
「当日忙しかった木の実栄養士にもきいてほしい」
との利用者の思いの元、再演する事ができました。
この他の班でも今年一年尾素敵な写真や、映像、思い出話で忘年会を盛り上げてくれました。
様々な事を書きましたが、総じて言える事は
「コロナだからできない」
と決めつけるのではなく、
「コロナだからこそ何かできないか」
と発想を一歩前に向ける事
”【チャレンジ】”
の重要さではないでしょうか。
特に行事ごとの多くは、その規模等考えると中止を余儀なくされるものが多いです。
しかし、今回私たちが行ったように
「利用者のためにできること」
を
「みんなで考え」、
「一緒に楽しみながら」
実施していく、そんな前向きな姿勢が大切です。
これはイベントにだけ言えるのではなく、利用者個人に対しても同じ思い・姿勢を持つことが大事です。
どんな時代、どんな時世となっても
「利用者が主人公~ひとりひとりの豊かな人生を目指して」
というわかば会の理念を忘れてはならないということを改めて考えた一年でした。
来年はどんな年になるでしょう?
まだまだ想像はつきませんが、きっと大丈夫なはずです。
「健康で楽しい生活が送れるように・・・」
「少しでも新たな発見のある年に・・・」
「色んなスタイルで、よりよい活動ができますように・・・」
そんな利用者・職員の思いが実現する事を祈って、2020年最後の投稿とさせていただきます。
2021年、さらに素敵な出来事を皆様の元へ届ける事ができるように私個人も精進します。ありがとうございました。
みなさま、素敵な新年をお迎えください(^▽^)/
(藤田)